トラブルシューティング

よくある問題とその解決方法をまとめています。問題解決にお役立てください。

よくある問題

ワークフローの実行が失敗する

ワークフロー実行時にエラーが発生する場合の主な原因と解決方法です。

1. ブロックの接続を確認

全てのブロックが正しく接続されているか確認してください:

  • • 入力ブロック → 処理ブロック → 出力ブロックの順序
  • • 接続線が正しく描画されている
  • • 孤立したブロックがない

2. 外部サービスの認証状態

Gmail、Slack等の外部サービス連携ブロックでは認証が必要です:

  • • 各ブロックの設定画面で認証状態を確認
  • • 必要に応じて再認証を実行
  • • アクセス権限が適切に設定されている

3. ブロック設定の確認

各ブロックの設定内容を確認してください:

  • • 必須項目がすべて入力されている
  • • 入力値の形式が正しい(メールアドレス、URL等)
  • • 文字数制限内で設定されている

まず試したい基本的な解決方法

  • ブラウザを更新(F5またはCmd+R)してワークフローを再実行
  • ワークフローの保存状態を確認(未保存の場合は保存してから実行)
  • インターネット接続が安定していることを確認
  • 外部サービス(Gmail、Slackなど)が正常に動作しているか確認

Gmail認証ができない

Gmailブロックの認証でエラーが発生する場合の対処法です。

よくあるエラーメッセージ:

"Error 403: access_denied"

"Error 400: redirect_uri_mismatch"

"認証エラーが発生しました"

解決手順:

  1. ブラウザのキャッシュとクッキーをクリア
  2. Gmailブロックの設定画面を開く
  3. 「Gmail認証」ボタンをクリックして再認証
  4. Google認証画面で適切なアカウントを選択
  5. 必要な権限(Gmail読み取り・送信)をすべて許可
  6. 認証完了後、設定画面に戻って接続状態を確認

Slackメッセージ送信エラー

Slackブロックでメッセージ送信に失敗する場合の対処法です。OAuth認証とWebhook認証の両方をサポートしています。

共通チェック項目:

OAuth認証の場合:
  • Slack認証が完了しているか確認
  • チャンネル名は#を除いて入力(例:general)
  • nanocraftアプリがチャンネルに追加されている
Webhook認証の場合:
  • SLACK_WEBHOOK_URLが環境変数に設定されている
  • チャンネル名が正確に入力されている

推奨手順:

Slackブロックの設定画面で「テスト送信」ボタンを使用して、 設定が正しいかどうかを事前に確認できます。また、OAuth認証を使用している場合は チャンネル一覧から適切なチャンネルを選択してください。

音声ファイルの処理ができない

音声入力ブロックでファイル処理に失敗する場合の対処法です。

対応ファイル形式:

  • • MP3, WAV, M4A, OGG, WebM, AAC
  • • ファイルサイズ:25MB以内(Groq APIの制限)
  • • 音声が明瞭でない場合は認識精度が低下する可能性があります

エラーが発生する場合:

  1. ファイル形式とサイズを確認
  2. 音声ファイルが破損していないか確認
  3. 別の音声ファイルで試してみる
  4. ファイルを変換ソフトで再エンコード

よくあるエラーメッセージ

Gmail認証エラー

"Error 403: access_denied"

"Error 400: redirect_uri_mismatch"

"認証処理エラー"

Googleアカウントでの権限許可が完了していないか、OAuth設定に問題があります。Gmail認証を最初からやり直してください。

Slack送信エラー

"channel_not_found"

指定したチャンネルが存在しないか、nanocraftアプリがチャンネルに追加されていません。

音声処理エラー

"無効なファイル形式です"

対応していないファイル形式です。MP3, WAV, M4A, OGG, WebM, AACのいずれかに変換してください。

AI処理エラー

"音声認識がタイムアウトしました"

ファイルサイズが大きすぎるか、処理時間が長すぎます。ファイルを小さく分割して再試行してください。

問題が解決しない場合

上記の方法で解決しない場合は、詳細な状況をお聞かせください